使命は深く静かな気づきの中にある

「使命を知りたい」という方たちに共通していることは何かというと、みなさんものすごく感受性が豊かで、人の気持ちに敏感です。
ある意味、スピリチュアルな能力がかなり高い方たちです。
霊が見えるとか、チャネリングやヒーリングができるとか、サイキック能力があるということではなくて、
ちょっとした環境の変化や人の気持ちを敏感にキャッチする能力があるんです。
だからこそ、周りとの違和感や社会に対して「あれ?」「おかしくない」って気づいて、そして「私は何のためにここにいるんだろう」と、自分がここにいる理由を探し始めるんですね。
あと、「自分の使命や、やるべきことを知りたい」「このままでいいのかな」と感じてる人たちの中には、今の慣れ親しんだステージに違和感を覚えている方も多いです。
そういった方たちは、魂の成長のタイミングだったり、ステージのシフトアップを迎えている方も多いんですね。
使命は気づきの中にある
使命を見つける方法があるなら、ぜひ知りたいってなりますよね。
セッションでもよく聞かれることなので、見つける方法はこれですよ、こういったことをやると見つかりますよと、方法をお伝えしたいんですが、
「使命」は、頭で考えて見つけるものじゃなくて、魂が自然と「これだ」と感じるような、深く静かな気づきの中にあるんですね。
例え話をします。
ある日あなたはふと、
ポケットの中に「ずっと持っていた小さな鍵」に気がつきます。
それは昔から持っていたはずなのに、今まで一度も使い道が分からなかったもの。
だけど、なぜか捨てる気になれず、ずっとそばにあったもの。
ある場所を訪れたとき──
あなたは目の前に、一つの古びた扉を見つけます。
その扉は、どこか懐かしくて、でも初めて見るような感覚。
なぜか心が静かに震えて、「ここを開けたい」と感じます。
そして、試しにポケットの鍵を差し込んでみると…
カチリ、と軽やかな音がして、扉が開くのです。
その瞬間、あなたはこう思うでしょう。
「ああ、この扉のための鍵だったんだ」
「私はこれを知っていた。忘れていただけだった」
使命が見つかるときというのは、まさにこの「鍵がぴたりとはまる感覚」なんです。
どこかで知っていた、自分の中にずっとあった「何か」と出会い直す瞬間。
それは新しい発見ではなく、「魂の記憶を思い出す体験」なんです。

動画でも詳しくお話ししてます。