創造は感覚だけではダメな理由

「思考を外したら考える力が衰えませんか?生きていく上で、考えることは大切だと思います。TAEKOさんのご意見を聞かせて下さい」といったご質問を頂きました。
見えない世界の情報をキャッチするためには、右脳を優位に働かせる必要があります。そのため、スピリチュアルな能力を発揮したければ、思考を外すと良いとか、思考を止めることが大事だと推奨されていますよね。
ですが地球で生きていく上では、思考もすごく大切です。
論理的で分析が得意な左脳と、感覚的で直感的な能力に優れた右脳。
どちらもバランスよく機能していくと、創造性(クリエイティビティ)が生まれます。
私たちがこの地球に生まれた大きな目的は何かというと、三次元世界で魂の目的に沿った創造をしていくことです。
「これをしたい」「あれがしたい」という右脳が優位に働くことによる直感力と、
「だったらこれをすると良い」「あの人に話を聞けばよい」という左脳が優位に働くことによる構築力。
両方の脳を発揮することによって、この地球上では良い展開へと進んで行けますし、ハートチャクラもオープンになっていきます。

冒頭でお伝えしたように、スピリチュアルな世界では「思考を外して感覚でとらえるべき」という右脳優勢説が目立ちますし、確かに目に見えない領域と繋がるためには、直感、感受性が必要です。
ですが、極端に右脳が優位になりすぎてしまうと、話の道筋が分からなくなったり、動くべき時に決断し、行動が出来なくなるというデメリットもあります。
「思考を外す」イコール「思考は必要ない」ではありません。
もっと言うと、必要のないものはこの宇宙に存在してませんので、バランスをとって人生を楽しめることがベストだと思います。