母は強しという「幻想」

先日、近所で開催するマルシェに、お客様が出店されるということで遊びに行ってきました。
そこで、私のYouTubeを見たことがあるという50歳代の女性と出会い、
少しの時間でしたが、素直な胸のうちを聞くことができました。
「幸せになりたいけど、ずっとこのままなのかなって思ってます」
と口にされた女性の顔は、 表面的には現状のすべてを受け入れたような、穏やな表情でした。
でも彼女のハートの奥に、「誰にも言えないあきらめ」が潜んでいるのをヒシヒシと感じて、同時に、私もたった数年前までは、彼女と同じ思いを抱えていたことを思い出しました。
幸せになりたいけど、家事や育児、仕事をこなすのに必死で、自分の幸せよりも家族の幸せが最優先だった日々。
結婚が決まってすぐに、義理の母から言われた 「女は弱いけど、母は強し」 を、ただ信じて…
「母は強くなければならない」という幻想で、休みたくても、泣きたくても、文句を言いたくても。
それは「自分には与えられないもの」だと、自分の夢や、幸せ、可能性に制限をかけ続けていました。
その「偽りの強さ」や「自己犠牲」からどうやって解放されたのか、みなさんに知ってほしいことは山ほどあります。
でも、今ここで伝えたいのは、
「幸せになりたいけど、ずっとこのままなのかなって思ってます」
そう口にしたマルシェの女性に、本当は言いたかった、
「大丈夫、幸せになれるから、ずっとこのままだなんて、どうか思わないで」
「あなたがどれだけ辛くても、苦しくても、あなたを助けたいと思ってる人は絶対にいる」
という言葉です。
幸せになる方法なんて、星の数ほどあります。
住む場所や学歴、ましてや年齢なんて関係ありません。
大事なことは『幸せになることをあきらめない』こと。
どん底を味わったのなら、あとはもう力を抜いて浮上するだけです。
みなさんも絶対に、幸せになれます。

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