願望から創造の新時代へ
「ちょっと前まではこれをやりたいとか、ああなりたいと思ってましたが、最近はそこまで思わなくなりました。でも、心はすごく満たされてるんです」といった声がよく届くようになりました。
私自身もそうですし、同じような感覚になっている方も多いと思います。
引き寄せや、願望の現実化のファーストステップとしてまずは未来のはっきりとしたビジョンを描こうといったものがありますよね。
「何不自由のない穏やかで平和な世界」をイメージして、その世界の波動を「今この瞬間に味わうこと」で願望が叶うというプロセス。
これは確かに効果のある方法ですし、私もちょっと前まではこういったビジョンを描いて具現化してました。
ですが、ここ数年の間で「願望実現」の流れが「現実創造」の流れに変わっている気がしています。願望実現と現実創造の大きな違いは何かというと、受動的であるか能動的であるかの違いだと捉えてます。
あくまでも感覚的な話なので、「へ~そんなものか~」といった感じで捉えてくださいね。
願望実現の出発点には「まだ叶っていない」という意識があります。叶っていない今を認識して、そして叶っている未来をイメージしたときに。そこには比較の視点が入ります。
そして叶っている未来の波動にチューニング(チャンネルを合わせる)することで、叶う世界を引き寄せるわけですエネルギーのベクトルでいうと、マイナスからの出発になるため現実化にちょっとしたタイムラグが生じます。
一方、現実創造の出発点は「すべてが今ここに在る」という意識です。
必要な手札はすべて与えられていると認めたうえで、自由な世界を創造していくわけです。エネルギーのベクトルでいうとプラスからの出発になるため、現実化にさほどタイムラグが生じません。
というよりは創造している時の感覚は、「今ここがすべて」になりますので、気がついたら叶っていたという状態になります。
「求めなくても、気がついたら願望が叶っていた」
という現実創造には、愛や感謝といった高い波動と同時に、どんな状況であっても自分の在り方と共にいられる強い波動である必要があります。
強い波動というのは、ただ単に我が強いというものではなく。どんな状況でも在りのままに受け入れることのできる、器の大きさと比例します。
強い波動であればあるほど、身体から発するオーラが大きくなりますので、黙っていてもなぜか注目される存在になるんですね。
将来のはっきりとしたビジョンが無くても、今すごく満たされている方は『創造主の世界』にシフトしているのかもしれません。